レベルは50で十分な理由と、ケッコンのメリット

レベルは高ければ高いほどいい、ですが、艦これの場合はある程度以上のステータスは
意味がどんどん薄くなる計算方式になっており、筆者は初期からずっとレベルは50で
十分と訴えてきました。

 

レベルは50で十分、これは頭数をそろえるべきであるという意味であって
レベルを全否定しているわけではありません。
レベル50までで何が良いかと言うと…

・取得経験値と命中回避の伸びが高効率

 

これに尽きます。
まず取得経験値は12万ほどで、命中は14%加算。
これがLv99になると経験値は100万で、命中は20%弱。
この差ならばLv50を第一目標として頭数をそろえた方が良いと言うのが
わかるでしょう。

次に回避を見てみると、

ジャーヴィス未改造 Lv50 回避62

アブルッツィ改 Lv47 回避56

サウスダコタ改 Lv48 回避50

武蔵改 Lv45 回避45

グラーフ改 Lv51 回避49

伊14改 Lv50 回避34

神州丸改 Lv48 回避30

 

潜水艦と非戦闘艦以外はのきなみ40を超えています。
回避値は40までそのまま回避率になり、その後50を超えたところから
どんどん効果が薄くなっていき、現実的な回避率では70%程度が限界です。
Lv50で戦闘艦の能力はおおまかに完成手前まで近づいており、ここから先は
まず基礎ができてから考えれば良い事なのです。

 

計算式:艦これ攻略wiki  

命中と回避について - 艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki*

 

 

・戦艦は命中を主砲で大きく補える

この頃アメリカ主砲が重用されて軽んじられている要素ですが、
例えば金剛型にフィット砲とアメ砲を搭載した場合と、ウォー様にペナルティは無いが
フィット補正は小さい16インチMk7を積んだ場合を見てみましょう。

 

金剛改二 試製35.6㎝三連装砲×2 フィット+7 装備命中+2 計+18 火力+36

金剛改二 16インチMk7+GFCS×2 フィット-6 装備命中+7 計+2 火力+48

ウォースパイト改 16インチMk7+GFCS×2 フィット-2 装備命中+7 計+10 火力+48

 

金剛型は多くの高速戦艦の比較になります、アイオワサウスダコタ達も
金剛型よりは16インチMk7のペナルティは小さいものの他は似たような傾向です。
ウォー様は長門金剛型の中間程度と思っていいです。


Lv50金剛改二と仮定して…(あり得ないけど)

火力130×命中128 VS 火力142×命中110

どうしても火力を積まないと装甲を抜けないような相手でなければ
さらに弾着観測射撃もあいまってフィット砲を積んだ戦艦の攻撃は安定します。
ツ級をうちもらし続けたり、警戒陣の水雷戦隊に悩まされる確率も下がります。

アイオワサウスダコタ、ワシントンは自前の主砲でペナルティを受けるため、
対策としては金剛型の主砲を1本積むと言う手段もあります。せっかくの火力は
下がってしまいますが丈夫さは装甲2程度の差です。

 

フィット&ペナルティ:明石の改修工廠早見表

明石の改修工廠早見表 | Simplified Chart for Akashi

 

 

 

ではとにかく新艦も何もかもLv50とりあえず育てろ!
サブも何もかも50にしておけと言うラインを超えたら目指すケッコンのメリットを
箇条書きして終えます。


・命中がさすがに電探1個分高い…が
  しかしこれは膨大な経験値を得た結果になります。Lv99までを折り返しとして
  100万稼いでLv132になったとして大体23%、Lv99と比べて3%しか変わりません。
  命中のメリットはLv99まででも十分大きく得られます。

・対潜値が高くなる 駆逐艦軽巡・雷巡・護衛空母

  特に駆逐艦軽巡には魚魚ソ、魚魚ソ爆、主主ソ等で活躍できる場面が多く
  ソナー1個で先制対潜できる事の便利さはケッコンのメリットの中でも
  かなり大きいものです。ただし対潜値による対潜攻撃力の上昇は限定的です。

 

・主砲過積載ペナルティが小さくなる 戦艦

  アメリカ主砲を高速戦艦に積む場合、大きなペナルティを受けますが
   ケッコンによって軽減する事ができます。しかし連合艦隊のペナルティ等を
  考えるとあまり過信はできません。攻撃の命中具合を見て調整しましょう。

 

・消費が軽減される 全艦

  燃費が15%良くなります。特に戦艦のそれは大きく資源消費に影響します。

 

・回避が高くなる 潜水艦・非戦闘艦

  潜水艦は低レベル時には異常なまでに被弾し、すぐ大破します。
  一方、レベルが上がるにつれて上昇する回避の値は、実は駆逐艦等と
  あまり変わりがありません。つまりケッコン潜水艦は最終的に
  駆逐艦(※未婚)に迫るような回避性能を手に入れられるという事です。

  非戦闘艦についても似たような傾向にあり、ルート固定要員と言えど
  簡単には大破しない心強い存在になります。

 

・索敵が高くなる 全艦

  装備に依存する量が大きいため、高レベル艦の索敵値程度でどうにかなる
  と言うものではありません。ただし、全艦が高レベルであれば1個程度は
  装備枠を節約できる事にもなります。

 

 

 

後発であれば後発であるほど、艦隊を整えるのは大変です。
しかしレベルの効果を把握しておけば効率よくイベントに挑める艦隊を組めるはずです。
遠い阿武隈改二より、まずは近い長良・球磨改です。